早漏を防止するための基礎知識

早漏の原因は年齢によっても違ってきます。

10〜20代といった若いころの早漏は、
亀頭の先端部分が過敏すぎて起こるものが多いといわれています。
（仮性包茎などで亀頭部分が過敏になっているのも大きな原因のひとつです）

30代を過ぎ、40代以降のいわゆる中高年世代になりますと、
男性ホルモンの分泌も弱まり、
射精をコントロールする「射精管閉鎖筋」という筋肉の働きが弱くなってしまうために、
早漏気味になってしまうことが多くなってきます。

しかし、なんといっても



【 早漏は 80％以上が心理的な原因によるもの 】



と いわれています。

原因は、さまざまですが、
　・はじめてのセックスで（興奮しすぎて）あっというまに射精してしまった
　・「早漏じゃないの？」とパートナーの女性に言われた
　・いつも自分が先にイッてしまってパートナーを満足させられない

など、過去の体験、不安、ストレスなどかトラウマとなってしまっていたり、

そのほか、
　・家族に隠れてするオナニー
　・時間制限のある風俗店を多用している
　・できるだけ早く射精をすませなければならないような義務的な夫婦の営み

なども 早漏の原因であると言われています。

早漏は、どの年代でも起こりますが、
10代〜20代に もっとも多く見られ、
次に多いのが 45歳〜65歳の中高年世代と呼ばれる年代層です。

早漏は、
医学用語では【 未成熟な射精＝Premature ejaculation 】と呼ばれていて、
「射精を自分の意思で思うようにコントロールできない状態」のことを意味しますので、
「早く射精してしまう」とか
「相手の女性を満足させられない」ということは
診断の基準にはならないことになります。

短い時間で早く射精してしまうことだけが早漏と思われがちですけど、
「射精を自分の意思でコントールできない状態」 こそが、
早漏のいちばんの判断基準といえそうです。

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